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日本の行事・暦

今や縁起物?の「大寒卵」

2026年 1月20日

一年で最も寒さが厳しいとされる大寒に生まれた卵を大寒卵と呼びます。
この卵は滋養があり、食べると健康になるとか金運に恵まれるとか言われ、縁起物とされているようです。
「大寒卵」として販売されていたり、この卵を使ったスイーツも年々扱うお店や種類が増えているように感じます。

寒いこの季節、鶏は体力を保つために栄養を蓄えるのだそうです。そのため、大寒の頃の卵は栄養が凝縮されていて、他の時期の卵に比べて栄養価が高いといわれているのだとか。そんな背景と「寒さを耐え抜いて生まれた命」というイメージが相まって「大寒卵」と呼ばれ、縁起物として扱われるようになったのでしょう。

縁起物とされるようになったのはいつ頃からか調べてみたのですが、特定できる明確な資料はありませんでした。江戸時代の歳時記、食養生書などにも記載されていませんでしたので、比較的新しい風習である可能性が高いように思います。

節分恵方巻きは海苔問屋協同組合が行ったイベントが発端ですし、初詣は鉄道会社のキャンペーンが始まりだそうです。
季節の移ろいを暮らしに取り入れる習慣と季節商品のPRが重なり、定着していくのかもしれません。






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