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アスパラガス
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日本に伝わったのは江戸時代。古くからあったんですね。始めは観賞用だったそうです。
●旬:5〜6月頃
輸入ものも含めて1年中店頭に出ているのであまり旬を感じないかもしれませんが、露地栽培の初夏のものが最もおいしい時季です。
●栄養:たんぱく質が比較的多く、新陳代謝を促し美肌に効果があるといわれているアスパラギンを含んでいます。
●選び方:穂先が締まり、茎がまっすぐなものを選びましょう。
●下ごしらえ・調理法:根元の3分の1くらいは皮むき器などで皮をむいておきましょう。
●保存法:ラップに包んで冷蔵保存。穂を上にして立てておきましょう。長期保存の場合は軽く茹でてから冷凍しておきます。
アスパラガスを使ったレシピ |
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グリーンアスパラとホワイトアスパラは同じものなんですよ。土をかぶせて太陽の光を当てずに育てたものがホワイトアスパラ。 |
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独活(ウド)
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香りとシャリっとした歯ざわりが春を感じさせてくれます。
●旬:3〜5月頃
●栄養:ほとんどが水分で、ビタミンやミネラルはごく微量です。
●選び方:白くてつやがあり、太いものを選びましょう。
●下ごしらえ・調理法:アクが強く、空気に触れると黒くなるので、皮を厚めに切ってすぐ酢水にさらして。
酢の物、和え物、吸い物、きんぴらなどに。
●保存法:新聞紙に包んで冷蔵保存。
独活を使ったレシピ |
枝豆(エダマメ)
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元々は大豆の未熟豆で、さやつきの大豆を若取りしたもの。枝豆として栽培されたのは300年程前からです。
●旬:7〜8月頃
●栄養: 枝豆には、大豆にはないカロチンやビタミンCが含まれています。また、野菜には少ないたんぱく質も多く含んでいます。
●選び方:豆の部分がふっくらしていて、緑色が鮮やかなものを選んで下さい。できれば枝つきのものを。
●下ごしらえ・調理法: 水洗いをして水気を切り、塩で揉んで10分程置いてから、沸騰したお湯に塩を入れて茹でます。茹でる時間は3〜5分くらい。
茹で上がったら水洗いする人がいますが、水っぽくなっておいしくなくなります。そのまま冷ましてから、冷蔵庫で冷やすといいですよ。
●保存法:鮮度の低下が早いので、買ったその日に茹でて冷蔵・冷凍保存。
枝豆を使ったレシピ |
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枝豆といえば、ビールのおつまみには欠かせませんよね。
枝豆に含まれるたんぱく質やビタミンBがアルコールの急激な吸収を防いだり、肝臓での分解を促進する働きがあり、悪酔いを防いでくれるんだそうです。理にかなった組み合わせなんですね。 |
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オクラ
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エジプトでは紀元前2世紀から栽培されていたそうです。日本へは、幕末頃に伝わりましたが、食用として普及し始めたのは1960年頃。意外と近年なんですね。
ハイビスカスと同じアオイ科の植物で、とても美しい花を咲かせます。栽培がわりと簡単なので、家庭菜園でもおなじみですね。
●旬:6〜9月頃
●栄養: ビタミンC、カルシウム、βカロチンを含んでいます。
整腸作用があり、コレステロールの吸収を抑えるといわれています。
●選び方:緑色が濃く鮮やかで、表面が産毛でびっしり覆われているものを選びましょう。
●下ごしらえ・調理法: 水洗いした後、塩でこすると産毛がとれて、茹でた時も鮮やかな緑になります。
●保存法:冷やしすぎると傷みやすいので、ラップかビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
オクラを使ったレシピ |
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