年の始めを祝う日。
元旦(がんたん)は元日の朝のこと。午後には元旦という言葉は使いません。間違って使っている方が多いので、気をつけましょう。
晴れがましい場所に着ていく特別の衣服のことをいいます。 上等な衣服の意味で使われることもあるようですが、本来は「晴れ・ハレ」の日に着る衣服のことです。 「晴れ・ハレ」とは冠婚葬祭や正月、盆などの年中行事や祭りの時のこと。「晴れ・ハレ」に対して日常のことを「褻・ケ」といいます。 「晴れの舞台」とか「晴れ姿」とかいいますよね。
大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日。
1948年に制定されてから1999年まで1月15日でしたが、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき、1月の第2月曜日に改正されています。
建国をしのび、国を愛する心を養う日。
天皇の誕生日を祝う日。
自然をたたえ、生物をいつくしむ日。
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日。
2007年(平成19年)から国民の祝日に加えられます。昭和の時代は「天皇誕生日」でした。
日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日。
大日本帝国憲法に代わって、昭和22年に施行された日本国憲法を記念し、国の成長と発展を期するために制定された日。 公布日である11月3日(昭和21年)は、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、文化の日になったそうです。
自然に親しむと共にその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日。
2006年(平成18年)までは4月29日でした。2007年(平成19年)年から5月4日に。
子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかると共に母に感謝する日。
母に感謝する日でもあったのです!
海の恩恵に感謝すると共に、海洋国日本の繁栄を願う日。
元々は「海の記念日」という記念日でしたが、1996年から国民の祝日になりました。
山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日。
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日。
元々は1954年に「としよりの日」という名前で制定されました。 でも、この名前はちょっとひどいですよね。やはりそういう声が上がったらしく、1964年に「敬老の日」 に改められ、2003年からはハッピーマンデーの一環で9月の第3月曜日になりました。本当に老人の方々を敬愛する思いがあるのなら、連休にするため、年によって移動するような定め方ではなく、きちんと日にちを定めるべきだと思うのは私だけでしょうか。 今はとても若々しくはつらつとした元気なお年寄りが多く「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼びかけるのをためらうことも。敬老の日のお祝いをするタイミングって結構難しいですね。
祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日。
秋の彼岸の中日あたります。
スポーツに親しみ、健康な心身をつちかう日。(体育の日) スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う日(スポーツの日)
1964年10月10日の東京オリンピック開会式を記念して、1966年に制定されました。2000年からはハッピーマンデー制度の適用で10月の第2月曜日になっています。
東京オリンピックの開会式が10月10日になったのは、日本の観測史上最も晴れる確立が高かった日付だったからだそうです。
2020年から「体育の日」が「スポーツの日」になります。
「自由と平和を愛し、文化を薦める」ことを趣旨とした国民の祝日。
1946年に日本国憲法が公布された日で、日本国憲法が平和と文化を重視しているということでから「文化の日」に定められました。
※日本国憲法は半年後の1947年5月3日(憲法記念日)に施行されました。この日皇居では文化勲章の授与式が行われます。
勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日。
1948年に制定されました。終戦までは新嘗祭(にいなめさい)の日。アメリカの感謝祭(サンクス・ギビング・デー)に相当するものとされていますが、戦後廃止された新嘗祭を「勤労感謝の日」に改めたのでしょう。