独活(ウド)
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香りとシャリっとした歯ざわりが春を感じさせてくれます。
●旬:3〜5月頃
●栄養:ほとんどが水分で、ビタミンやミネラルはごく微量です。
●選び方:白くてつやがあり、太いものを選びましょう。
●下ごしらえ・調理法:アクが強く、空気に触れると黒くなるので、皮を厚めに切ってすぐ酢水にさらして。
酢の物、和え物、吸い物、きんぴらなどに。
●保存法:新聞紙に包んで冷蔵保存。
独活を使ったレシピ |
 
枝豆(エダマメ)
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元々は大豆の未熟豆で、さやつきの大豆を若取りしたもの。枝豆として栽培されたのは300年程前からです。
●旬:7〜8月頃
●栄養: 枝豆には、大豆にはないカロチンやビタミンCが含まれています。また、野菜には少ないたんぱく質も多く含んでいます。
●選び方:豆の部分がふっくらしていて、緑色が鮮やかなものを選んで下さい。できれば枝つきのものを。
●下ごしらえ・調理法: 水洗いをして水気を切り、塩で揉んで10分程置いてから、沸騰したお湯に塩を入れて茹でます。茹でる時間は3〜5分くらい。
茹で上がったら水洗いする人がいますが、水っぽくなっておいしくなくなります。そのまま冷ましてから、冷蔵庫で冷やすといいですよ。
●保存法:鮮度の低下が早いので、買ったその日に茹でて冷蔵・冷凍保存。
枝豆を使ったレシピ |
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枝豆といえば、ビールのおつまみには欠かせませんよね。
枝豆に含まれるたんぱく質やビタミンBがアルコールの急激な吸収を防いだり、肝臓での分解を促進する働きがあり、悪酔いを防いでくれるんだそうです。理にかなった組み合わせなんですね。 |
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オクラ
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エジプトでは紀元前2世紀から栽培されていたそうです。日本へは、幕末頃に伝わりましたが、食用として普及し始めたのは1960年頃。意外と近年なんですね。
ハイビスカスと同じアオイ科の植物で、とても美しい花を咲かせます。栽培がわりと簡単なので、家庭菜園でもおなじみですね。
●旬:6〜9月頃
●栄養: ビタミンC、カルシウム、βカロチンを含んでいます。
整腸作用があり、コレステロールの吸収を抑えるといわれています。
●選び方:緑色が濃く鮮やかで、表面が産毛でびっしり覆われているものを選びましょう。
●下ごしらえ・調理法: 水洗いした後、塩でこすると産毛がとれて、茹でた時も鮮やかな緑になります。
●保存法:冷やしすぎると傷みやすいので、ラップかビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
オクラを使ったレシピ |
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日本を味わう366日の旬のもの図鑑
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