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茄子(なす)
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日本へは中国から渡来し、奈良時代の頃にはすでに栽培されていたそうです。長卵なす、加茂なす、米なす、小丸なすなど、地域に根差した在来品種が多く、100以上あるといわれています。日本の食卓には欠かせない野菜ですね。
●旬:7〜9月頃
●栄養:ほとんどが水分で、栄養価はあまり高くありませんが、紫色の色素を作っているナスニンとポリフェノールはコレステロール値を下げる働きがあるとされています。食物繊維が比較的多く、野菜の中ではカリウムが豊富に含まれています。
●選び方:表面にシワがなく、はりつやがよく、ガクの部分についたトゲが鋭いものを選びましょう。
●下ごしらえ・調理法:アクが強く、変色しやすいので、切ったらすぐに調理するか、水にさらしておくのがポイントです。あまりさらしすぎると、うまみが抜けるので要注意。
●保存法:しなびやすいので、ラップに包んで冷暗所に保存しましょう。5℃以下に冷やすと傷みやすいので冷やしすぎには注意。
なすを使ったレシピ
■ 秋茄子は嫁に食わすな
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漬物にする時は、古い釘や焼ミョウバンを入れると、鮮やかな紫色になりますよ。 |
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菜の花(なのはな)
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菜花(なばな))とも呼ばれ、菜の花の蕾のうちに摘み取ったものをいただきます。花を咲かせ切り花としているのは花菜(はなな)と呼ばれています。ほのかな苦味と独特の歯ざわり、黄色がのぞく鮮やかな緑が春を感じさせてくれる野菜です。種類は何と70種類くらいあります。
※おせち料理など迎春の料理にも使いますが、2月の終わり以降に出回るものの方がおいしいです。
●旬:1〜4月頃
●栄養:カロチン、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄分などが豊富。春野菜の中では、群を抜いて栄養価の高い野菜です。
●選び方:つぼみの部分がやわらかくておいしく、花が開いてしまうと栄養価も落ちますので、花が咲いていないものを選びましょう。
●下ごしらえ・調理法:茹ですぎるとビタミンが流失してしまいますので、塩少々を加えた熱湯で手早く茹でましょう。茎の切り口に近い部分は固いので、2〜3cm切っておくといいです。
葉も茎もおいしくいただけます。お浸しや和え物、そのほか炒め物、お吸い物、揚げ物など様々な料理に使うことができます。菜の花ご飯もおいしいですよ。
●保存法:湿らせた新聞紙にくるんで、冷蔵庫の野菜室で保存します。
菜の花を使ったレシピ |
大蒜(にんにく)
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血液サラサラやがん予防、整腸などに効果があるとされ、健康には欠かせない食材ですね。
●旬:輸入品などは一年中出回っていますが、国産のものは5〜8月頃が旬です。
●栄養:独特の香りがありますが、これはアリシンという成分で、、ビタミンB1の吸収を高める作用や殺菌作用などがあります。
●選び方:白くてみずみずしく、粒がかたくしまり、大きくて丸いものを選びましょう。芽が出てしまっているものは避けましょう。
●下ごしらえ・調理法:外皮だけとって、電子レンジで20〜30秒くらいチンすると、においが抑えられます。
●保存法:涼しく風通しのよい所で保存しましょう。旬の頃のにんにくは水分を多く含んでいますので、冷蔵庫の野菜室に入れておくといいですよ。ビニール袋に入れず、ネットなどに入れましょう。
にんにくを使ったレシピ |
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食べた後、牛乳や緑茶を飲むとにおいが和らぐ効果があるといわれています。 |
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花型ひな皿
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淡いパステルカラーの優しい色使いのひな皿 |
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