■ 先んずれば人を制す |
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他人よりも先に物事を実行すれば、有利な立場に立つことができるが、遅れると人に押さえられて不利になるということ。まずは行動しないと何も生まれませんね。 |
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類 機先を制する 早いが勝ち 先手が万手 |
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■ 酒は百薬の長 |
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適量を飲めば、酒は多くの薬以上に健康のために良い。飲みすぎないように。 |
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類 酒は憂いの玉箒
反 酒は百毒の長 |
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■ 触らぬ神に祟りなし |
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神様とかかわりを持たなければ災厄をこうむることはない。危険なことや余計なことに手を出したりするなという戒めですが、逃げの姿勢のようにも感じますね。状況をきちんと見極めてから行動しろってことでしょうか。
※ここでいう神は「鬼神」のことと思われます。
※「触る」は「かかわりを持つ」という意味。ですから「障らぬ神に祟りなし」と書くのは誤りです。 |
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類 君子危うきに近寄らず 当たらぬ蜂には刺されぬ |
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■ 四角な座敷を丸く掃く |
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物事をいい加減にすること。、横着を決め込んで仕事の手を抜くこと。部屋の四隅をきっちり掃くのは、お掃除の基本ですね。 |
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■ 釈迦に説法 |
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知り尽くしている人に対して、未熟な人がそのことを説く愚かなたとえ。「釈迦に説法、孔子に悟道」ともいいます。知ったかぶりはみっともないですね。 |
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類 河童に水練 猿に木登り 極楽の入り口で念仏を売る |
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■ 捨てる神あれば拾う神あり |
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ある人に助けてほしいときに助けてもらえなかったり、相手にしてもらえなくても、他の人に助けてもらえることもある。困ったときもくよくよしないで。 |
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■ 背に腹はかえられぬ |
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大切なこと、差し迫った問題を解決するためには、犠牲を払うこともやむをえないこと。 |
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■ 千石取れば万石うらやむ |
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千石取りになったら万石取りをうらやむ。上をみたらきりがなく、人の欲望には際限がないこと。 |
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■ 千石万石も米五合 |
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千石万石の知行を持っている人も、一日に食べる米の糧五合が精一杯で普通の人と変わらない。どんなに富を持っていても食べる量には限界がある。人は必要なものだけあればいいのです。 |
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■ 備えあれば憂いなし |
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万一起こるかもしれない事態に備えて、十分な用意をしておけば心配することはない。 |