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 八十八夜(はちじゅうはちや)

5月2日頃(2017年は5月2日)
立春から数えて八十八日目。 

春から夏に移る節目の日で、この日から夏の準備を始めます。

「夏も近づく八十八夜〜」という歌もあるように、暖かくなってきます。
最近は品種改良などが進み、昔ほど種まきに気を遣うこともなくなったようですが、かつては八十八夜は種まきの大事な目安となっていたようです。

「八十八」という字を組み合わせると「米」という字になることから、農業に従事する人にとっては五穀豊穣を願う特別重要な日とされてきました。今でも、農耕開始の到来を祝って神事が行われるところがあります。

八十八夜の別れ霜
@この時季は暖かく安定した気候になってはくるが、晩霜(おそじも)が降りて作物に被害を与えることもあるという解釈と
A霜の害の心配がなくなるという解釈があるようです。
気になって、かなりの文献を調べましたが、どちらも正解、という感じみたいですね。ただ「八十八夜の泣き霜」という言葉もありますので、農作業においては、まだ気の抜けない時季といえるのでしょう。

新茶
八十八夜に摘まれた新茶は、昔から栄養価が高いとされ、古くから不老長寿の縁起物として珍重されていました。
※その年の最初に新芽を摘んで作ったお茶を「一番茶」といいます。通常、一番茶のことを「新茶」と呼びます。
 季節の言葉
翠雨(すいう)
青葉に降りかかる雨のこと。
草木の青葉にうつって翠(みどり)に見えることから。
 
 関連書籍
日本茶の基本
エイ出版社
おいしいお茶の淹れ方、合うお菓子の種類など、よりおいしさを味わうための心得やコツを教えてくれます。
 
ワイド版 日本茶・紅茶・中国茶・健康茶―これ一冊でお茶のすべてがわかる!
大森正司 監修/日本文芸社
日本茶・紅茶・中国茶、健康茶のからだへの働きや産地、銘柄などを紹介。おいしい淹れ方や保存法など、実用面でも役立つ1冊です。
 
日本茶ソムリエ・和多田喜の今日からお茶をおいしく楽しむ本
お茶は入れ方次第で、おいしさが全く違ってくるもの。ビギナーでもわかるように、やさしく解説されています。
 
和食育二十四節気
有名料理長の野崎洋光が二十四節気や季節の暮らしを交えながら、食育の知恵を教えてくれているお役立ち本です。
 
日本の「行事」と「食」のしきたり
昔から受け継がれている季節ごとの行事と食の関わりや、その由来などについて解説されています。




宇治有機玉露

美濃焼の急須


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