【ま行】
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■ 馬子にも衣装 |
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どんなみっともない者でも、美しく着飾れば立派に見えること。 |
※「馬子」は、荷物や人を馬で運ぶ人のこと。「孫」ではありませんよ。
褒め言葉ではありません。きれいに着飾った女性に「馬子にも衣装ね」なんて言ったら、頬にビンタ!ってことにもなりませんので、気をつけてくださいね。 |
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類 猿にも衣装 木偶(でく)も髪かたち
反 衣だけでは和尚になれぬ |
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■ 餅は餅屋 |
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物事にはそれぞれ専門があるので、専門家に任せるのがよいということ。
餅は誰にでもつけるけれど、餅屋のついた餅が一番おいしいということから。 |
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類 蛇(じゃ)の道は蛇(へび)、船は船頭に任せよ |
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【や行】
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■ 安物買いの銭失い |
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安価なものを買うと、すぐ壊れたり使い物にならなかったりして、結局は損であるということ。 |
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類 安物の銭費(つい)え |
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■ 病は気から |
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病気は気の持ち方一つで、重くもなるれば軽くもなるということ。 |
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【ら行】
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■ 良薬は口に苦し |
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良い薬は苦くて飲みにくいが、病気のためには優れた効き目がある。 良い忠告は聞くのが辛いけれども、自分のためになるもの。 |
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類 忠言耳に逆らう |
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■ 両雄並び立たず |
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英雄が2人出ると、1人が退かなければ収まらない。 1つの集団の中に実力者が2人いると乱れの原因になる。 |
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類 一淵には両鮫ならず(いちえんにはりょうこうならず) |
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【わ行】
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■ 笑う門には福来る(きたる) |
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笑い声が満ちている家には、自然と幸福が巡ってくるものである。 |
※少々辛いことがあったって、ニコニコしている方がいいのです。 |
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類 笑って損した人なし、和気(わき)財を生ず |