一般的に干支というと、十二支が思い浮かぶと思いますが、本来は十二支に十干(じっかん)を組み合わせた十干十二支のことを指します。
十干十二支は中国から伝わったもので、昔の日本では、これを用いて時刻や日、年、方位を表したり、また吉凶を占うなど生活に欠かせないものでした。 12と10の最小公倍数である60を周期とします。もうおわかりですね。生まれた年の干支が一回りするのが数え年の61才。暦が還(めぐ)ることから還暦となります。
※2023年の十二支は辰(たつ)、干支は甲辰(きのえたつ)です。
子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)
甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)