青森ねぶた祭り
|
|
8月2〜7日
青森県青森市
各地で見られる七夕の灯篭流しの変形と思われます。
秋をひかえて仕事の妨げになる睡魔を追い払う行事。(説はいろいろあるようです)
この睡魔を「ねぶた」という趣向を凝らした人形にして曳き回し、川や海に流します。
全国から350万人の観光客が集まる、日本を代表する火祭り。
青森ねぶた祭・秋田竿燈まつり・仙台七夕まつりの三つは東北三大祭りと呼びます。
※弘前では「ねぷた」といい、8月1〜7日に行われます。
|
秋田竿燈まつり
|
|
8月3〜6日
秋田県秋田市
秋田市竿燈大通り
宝暦年間(1751〜63年)に行われていた、真夏の病魔や邪気を払い身を清めるねぶり流しが原型といわれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
米俵型をした提灯を竿に吊し、大きな稲穂に見立て、竿を操って力と技を競います。
昼の妙技会で伝統の技を観た後は、夜本番の光と音の幻想的な竿燈を楽しむことができます。
青森ねぶた祭・秋田竿燈まつり・仙台七夕まつりの三つはを東北三大祭りと呼びます。
|
山形花笠まつり
|
|
8月5〜7日
山形県山形市
山形市十日町〜本町・七日町通り〜文翔館前
元々は観光PRのために開催されていた「蔵王夏まつり」のイベントの一つ「花笠音頭パレード」でしたが、昭和40年から「山形花笠まつり」として独立して行うようになりました。踊り手は約1万人、観光客は3日間で100万人を超えるそうです。
東北三大祭り(青森ねぶた祭・秋田竿燈まつり・仙台七夕まつり)に加えて東北四大祭り、さらに「盛岡さんさ踊り」を加えて東北五大祭りと呼ばれています。
山形市のメインストリートを舞台に「ヤッショ、マカショ」と威勢のいい掛け声とともに、華やかな群舞が繰り広げられます。
観客も参加できる飛び入りコーナーや輪踊りコーナーもあるようです。
|
仙台七夕まつり
|
|
8月6〜8日
宮城県仙台市
伊達政宗が婦女子に奨励したのが始まり。現在のようになったのは、明治33年の仙台開府300年以降の事といわれています。その後、戦中、戦後の中断を経て、昭和21年に復活。商店毎に七夕飾りの華やかさを競い、年々規模も大きくなり、華やかなものとなっています。
青森ねぶた祭・秋田竿燈まつり・仙台七夕まつりの三つは東北三大祭りと呼びます。
写真提供:仙台七夕まつり協賛会
|
阿波おどり
|
|
8月12〜15日
徳島県徳島市
起源については定説はなく、徳島城が落城したとき、それを祝って城下の人達が踊ったのが始まりではないかと言われています。
室町時代に京都で流行していた「風流踊り」が伝わり、徳島各地で踊られるようになったそうです。
現在は「連」というグループ単位で踊ります。参加する連の数は約1000組、参加者数は10万人以上、この4日間に訪れる観光客は100万人を超えるといわれています。
|
|
関連書籍 |
神社検定公式テキスト『日本の祭り』 
神社本庁 著・監修/扶桑社
神社検定を受験される方向けのテキストですが、雑学として学ぶのにもいいかも。 |
|
全国神社お寺ガイド
マガジンハウス 編集/マガジンハウス
雑誌「Hanako」の全国の聖地案内をまとめたムック。神社仏閣巡りに便利です。 |
|
[図解]神道としきたり事典
茂木貞純 監修/PHP研究所
神社にお参りには行くけれど、神道のことは意外と知らないもの。実は日常生活や年中行事と深くつながっているんです。この本では神道の基礎知識や年中行事などをわかりやすく解説。最初の1冊にいいと思います。 |
|
日本の祭りがまるごとわかる本
芳賀日向 著/晋遊舎
祭りの由来やアクセス、見どころなどがまとめられたガイドブックです。 |
|
日本の大和言葉を美しく話す
高橋こうじ 著/東邦出版
日本の言葉は漢語、外来語、そして日本固有の大和言葉があります。どれも繊細で風情のある言い回しで美しい。日頃からこういった言葉をきちんと使える人でありたいと改めて感じさせてくれる素敵な本です。 |
|
「旬」の日本文化 (角川ソフィア文庫)
神埼宣武 著/角川学芸出版
食を中心に年中行事を解説。四季折々の行事と旬の食材の関係などもよくわかる内容です。 |
|