関連書籍 |
神社検定公式テキスト『日本の祭り』
神社本庁 著・監修/扶桑社
神社検定を受験される方向けのテキストですが、雑学として学ぶのにもいいかも。 |
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日本の祭りがまるごとわかる本
芳賀日向 著/晋遊舎
祭りの由来やアクセス、見どころなどがまとめられたガイドブックです。 |
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[図解]神道としきたり事典
茂木貞純 監修/PHP研究所
神社にお参りには行くけれど、神道のことは意外と知らないもの。実は日常生活や年中行事と深くつながっているんです。この本では神道の基礎知識や年中行事などをわかりやすく解説。最初の1冊にいいと思います。 |
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おわら風の盆
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9月1〜3日
富山県富山市
富山を代表する祭りの一つで、江戸時代の元禄期に加賀藩から下された「町建御墨付」を町衆が取り戻した祝いに、三日三晩踊り明かしたのが始まりとされています。
収穫前の稲が風の被害に遭わないよう豊作祈願した祭りを「風の盆」というそうです。お盆の行事が合わさったものだという説もありますが、明瞭な文献が残っていないため、はっきりした由来はわからないようです。
「おわら節」に合わせて、町中を踊りながら練り歩く「町流し」が行われます。
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花巻まつり
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第2土曜日を中日とした金・土・日曜
岩手県花巻市
今からおよそ400年前、花巻開町の祖・北松斎(きた しょうさい)の没後、花巻の町人が松斎を敬慕して祭を行ったのが始まりと言われています。その後幾多の変遷を経ながら今日の優雅で豪華絢爛で格調高い祭りとして全国的に有名になりました。各町内からの10数台の風流山車や郷土芸能の鹿踊(ししおどり)、神楽権現舞、150台の神輿パレードなど多彩なイベントが行われます。
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岸和田だんじり祭
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第3月曜日の「敬老の日」の前日(日曜日)と前々日(土曜日)
大阪府岸和田市
精緻な彫刻を施した34台のだんじりが、揃いの法被姿の町衆に曳かれ城下町を駆けまわる勇壮な祭。特に辻々を勢いよく直角に方向転換する「やりまわし」は一番の見所。夜は提灯を吊って練り歩き、昼間とは違った表情を見せてくれます。
元禄16年(1703年)時の岸和田藩主、岡部長泰公が京都の伏見稲荷を岸和田城三の丸に祀り、五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭が始まりと伝えられています。
当初は「にわか」や狂言を演じていたようです。文化・文政期に現在のような形態のだんじりが曳かれるようになりました。
※写真提供:岸和田市
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