5月21日頃(2024年は5月20日)。および芒種までの期間。 太陽黄径60度。 立夏から数えて15日目頃。
陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから小満といわれています。
ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れます。 梅の実がなり、西日本では、走り梅雨がみられる頃。田植えの準備を始める頃でもあります。
走り梅雨 本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候のこと。通常は、この後晴れた日が続き、その後本格的な梅雨に入ります。 「梅雨の走り」ともいいます。
卯の花くたし 5月から6月上旬にかけて、しとしとと長く降り続く雨のこと。 「くたす」とは「腐らせる」「だめにする」という意味。 卯の花を腐らせてしまうくらいほどの長雨ということです。