2月4日頃(2022年は2月4日)。および雨水までの期間。旧暦の正月の節。 太陽黄径315度 大寒から数えて15日目頃。
旧暦ではこの日がが1年の始めとされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっています。八十八夜、二百十日、二百二十日も立春から数えます。
冬至と春分の真ん中で、まだまだ寒いですが、暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春になります。梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の始まりとなります。
立春の早朝、禅寺では、入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。厄除けとして、家の鬼門にこの紙札を貼るご家庭もあります。
「寒中見舞い」は立春の前日まで。以降は「余寒見舞い」(2月下旬頃まで)になります。
「立春大吉」の文字が左右対称で縁起が良く、一年間災難にあわないといわれています。
年によっては、旧暦の正月の前に立春を迎えることがあり、これを年内立春といいます。立春が旧暦の正月(旧正月)以降に来る場合は新年立春といいます。 旧暦の元日=立春の日ではありません。